スペイン巡礼?の旅 その1

セゴビア
セゴビア

東西南北、日本の隅々から選りすぐりの?マスターが自然に集まり、更にアメリカとドイツ在住のマスターが現地でジョイントして、スペインに長年住んでいるりかさんの案内で、マドリッド、セゴビア、バリャドリード、パレンシア、サンタンデールの各地を巡ってきました。

 

まるで日本と世界のエネルギーを集合させて、スペインのエネルギーと融合し、お互いを浄化するかのような怒涛の10日間。自称「選ばれし者」のおめでたい集団が、あらゆる所で飲むは食べるは笑い倒すは…で、「楚々とした日本女性」のイメージをぶち壊し…いや、幸せの波動を広げて参りました。

何度か会った事のあるマリア・ホセが、自分は友人宅の家に泊まり、私とみほさんに自宅を2晩明け渡してくれました。ありがたい。テレビ局に勤めている彼女は、地方選挙の直前のとても忙しい時期でした。それなのに満面の笑顔で空港まで迎えに来て、部屋を整え、夕食を作り、翌朝の集合場所までバスで送ってくれました。他の日本人も他のマドリッドの実践者の家に分泊。それぞれが大変暖かいおもてなしを受けました。自分の家にも来てほしいという申し出が他にもあり、振り分けが大変だったそうです。その気持ちだけでも本当に嬉しいです。

近所のスーパーに案内してもらってから、地元で人気のお店でチュロスとコーヒーを。10時頃に休憩するのがスペイン流だそうです。マリア・ホセと一旦お別れして、私たちは電車でセゴビアへ。

この日はのんびりと観光の一日。スペインという国ができる基になったアルカサルは、ディズニー映画のお城のモデルだそうです。ロマンチックな感じがするかもしれませんが、実はふたつの川に挟まれた断崖絶壁の上の要塞です。紀元前からケルト民族の砦として利用されていました。また、人類の戦闘の形を大きく変え、その結果、中央が権力を持つきっかけとなった「大砲」の博物館も併設。

 

きらびやかな歴代の王の彫像から見下ろされた私は、宗教という建前を利用した権力闘争の中で威光を放ち、更なる権力を渇望し、同時に権力に翻弄され命を奪われた人々に思いをはせるのでした。クィーン・メアリの見過ぎかな。平和な国の庶民に生まれて良かった。

 

町の中心には大聖堂がありました。下から見上げていると、首が痛くなるほどの高さまで作り上げられた豪華絢爛な「偶像」や、「原罪を背負って磔にされた」ってことにされたキリストさんの「死体の彫刻や絵」はカトリックの教会のお約束です。「純粋に人々の幸せを願って当たり前のことを辻説法してただけなのに、俺が死んだらいつのまにか権力闘争や統治に使われちまったよ。おまけに何千年たっても変わってねぇ」という普通のおっさんのつぶやきが聞こえてきそうです。あの時にtwitterがあれば、彼も楽だったろうにねぇ。上下関係の無い現代レイキに出合えて良かった。

翌朝はアルカサルの近くの12角形のベラクルス教会へ。テンプル騎士団(名前だけは聞いたことある)によって建てられた(かもしれない)実にシンプルな教会。キリストさんが磔にされた十字架の一部があるとかないとか。荒野の中にポツンと建つ祈りの場所のような印象(写真中央)です。

 

狭い2階で8人が輪になり静かに座ると、心が洗われるようでした。私たちだって静かな時があるんですよ。さしずめ現代レイキ騎士団…ってところでしょうか。でも私たちは「平和のために戦う」ことはしません。世の平和のためには、まず自分の心を平和にするのが先決だと知っているからです。歩きながら食べながら交わす会話を通して、この旅の参加者が同じ価値観を共有していることが分かり、「だから楽しいのかぁ」と納得。

ドイツのいくえさんとはセゴビア駅で一旦お別れ。「すぐに日本で会いましょう!」電車で北上しバリャドリードへ。修道院で一泊し、修道女の方々の心のこもったおもてなしを受けました。修道院のお庭で地元の人と交流会を開いていただき、皆で参加者全員に霊授をしました。受けるのも、するのも気持ちいい。

翌日も電車で移動の予定でしたが、親切な男性の2台の車でパレンシアへ。ひたすら高くそびえるサン・アントリン大聖堂で、壮大な富と権力の象徴を堪能しました(高くそびえ過ぎて首が痛い)。どんだけ財力があったのでしょうか。これでもかっ!と言うくらいにキラキラしています。世界中に植民地があった頃に奪い取ったもので作ったそうです。

 

午後は郊外のアルコナダ修道院の庭でパレンシアの実践者の方々と交流会。たどたどしいスペイン語(カタカナ)で五戒を披露しました。スペインの実践者たちはなめらかな日本語で。国は違っても、臼井先生の最大の教えは五戒だということを理解している姿に感銘を受けました。今の私には「心配すな」が難しいとか、「業を励め」がよく分からないとか、日本人の実践者と何の変りもありません。

 

交流会の後はその場でお互いが持ち寄った食べ物やお酒でカニャ(一杯飲み)・レイキ。修道院の礼拝堂をちょっと見せてもらいました。ここも暖かく優しい空気に溢れていました。女性性のエネルギーだからかな。なんだかホッとします。

 

泊まったホテルから駅はすぐ近く…と侮っていたため、電車の時間に間に合うかどうかの瀬戸際でした。石畳の上をスーツケースを引っ張りながら走る走る。最後列のチームが「先に着いた人が全員の切符を買ってぇええええ」と叫び、それを真ん中グループが先頭グループに大声で伝えるという伝言ゲーム。ガラガラガラガラという爆音と訳の分からない東洋の言葉で、朝からうるさくてすみません。おかげさまで無事に乗り込み、乗り込んでからも大人の修学旅行並みにワイワイと元気。笑いのツボもよく似ているので無理もありません。隣の席のおばあちゃま達にも「お菓子をどうぞ。」さあ最終目的地、北の町サンタンデールへ。続きは次回