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マスターの会で裏も表もOKな時間

私からレベル4まで受講していただいた方が集まるマスターの会。現代レイキの肝心な部分と、テキストの中でもうっかり見落としがちな部分を一緒に確認しました。

 

レイキ実践って何のためにするのか、この理解ができてないと、横道にそれてしまいます。

 

いつも口頭での説明を聞きながら、なんとなくやっている自己浄化ヒーリングやチャクラ活性呼吸法も、教える立場に立って自分の言葉で伝えようとすると、シロドモドロになるんですよねー。「いいんですよ、それで」とおおらかに受け止めるふりして、時々「さあ、ここはどうするのでしょう」と質問する意地悪なワタシ。


先覚者の波動に触れるというレベル3の技法をやってみました。

 

とってもスピリチャルな人とか、悟りに達したであろう人とかを選んで、彼(女)の波動に触れる…のですよ。実は私もやったことがないのですが(いいのかっ、マスター!)、誰にする?という問いに「良寛さん」という答えが。

 

なんと…。

 

マリア様とか、マザー・テレサとか、大天使ナントカカントカとか、女子力の高い答えを期待した私が間違っていました。

 

良寛さんの素朴で力強い文字が好きだからリクエストしたそうですが、あばら家に住む痩せ細ったハゲ…いや、お坊さんで、お坊さんでありながら彼女がいたとかいう不届き者…いや、世俗を生きながら仏の心を保った方という印象しかありません。あまりに知らなすぎるのでググってみました。

 

良寛さんの生い立ちとは?(なるほど素朴で自由な文字)やウィキペディア良寛でざっくりとした情報を得て、テキストをきちんと読みながら「良寛さんの波動」に触れてみました。なんと気持ち良い。これはいいなぁ。レベル3以上の方は是非お試しあれ。但しテキストをもう一度よーーーく読んでくださいね。凄い発見がありましたよ。

 

感想をひとことずつ聞いて、意地悪なワタシから質問。「さて、今感じたものは本当に良寛さんのエネルギーだったのでしょうか?」ふっふっふ…。

 

その答えは?

 

な・い・しょ。

 

私に会ったらきいてねん~(やっぱり意地悪やぁ)

 

お昼は会場を提供してくれたマスターの炊き込みご飯、具沢山の味噌汁、鶏肉ハムのサラダ。それに各自が持ち寄ったおかずの数々。さすが普段から主婦業をこなしているツワモノ達です。どれも美味しい。デザートもコーヒーも。

 

お昼からは元気な赤ちゃんを出産されたママ・マスターと、カナダの大事な友人に伝えるためにマスターになった方も加わりました。久しぶりに金沢に帰省した大学生の実践者もわずかな時間ですが顔を見せてくれました。

 

レイキ・ベビーとレイキ・ドッグが入り乱れてのヒーリング。命あるものはみんな平等ですね。わいわいがやがや…ただただ楽しい時間。

 

さて、良寛さんが最後に(カノジョに)残した言葉は「裏を見せ 表を見せて 散る紅葉」だったそうです。老いさらばえて冷たい布団に寝たきりの姿を見られても、良寛さんは幸せだったのですね。表だって裏だって何でも見ておくれ、これがありのままのオレだから。

 

裏の裏は表。どっちがどっちなんだか、もうどうでもよくなったのかもしれません。裏があり表があってこそ完全という考え方もあるし。いや、そんな難しいことはどうでもいい。若葉は紅葉となり、やがて散る。ただそれだけ。私もそんなこんなを感じるお年頃になりました。

 

 

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